「うちのメダカ、なかなか卵を産んでくれない…」
愛らしいメダカの繁殖に挑戦する中で、産卵床選びに頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか?確かに、市販の産卵床は様々な種類があり、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。また、メダカの数が増えれば、それだけ産卵床の費用もかさんでしまうことも。
そこで今回は、費用をグッと抑えながら、メダカが安心して卵を産み付けられる産卵床をDIYする方法をご紹介します!100円ショップで手軽に手に入る材料で、初心者さんでも簡単に作れるので、ぜひチャレンジしてみてください。
なぜ自作が良いの?メダカの産卵床をDIYする3つのメリット
市販品にはない、自作ならではの魅力があるんです。具体的に見ていきましょう。
圧倒的なコストパフォーマンス
市販の産卵床は、一つ数百円から高いものだと数千円もします。複数の水槽で飼育していたり、たくさんのメダカを繁殖させたい場合、どうしても費用がかさんでしまいます。
しかし、自作なら100円ショップの材料を賢く活用することで、驚くほどの低コストで済ませることができます。今回ご紹介する方法なら、数十個の産卵床が数百円程度で作れるので、お財布にも優しいのが嬉しいポイントです。
メダカの好みに合わせたカスタマイズ
メダカの種類や個体によって、好む産卵床の素材や形状は微妙に異なります。市販品は種類が限られているため、「うちのメダカにはちょっと合わないかも…」と感じることもあるかもしれません。
DIYであれば、素材や形状を自由にアレンジできるのが大きなメリットです。例えば、柔らかい素材が好きなら〇〇を、密集した場所が好きなら△△を取り入れるなど、あなたのメダカにとって最高の産卵環境を作ってあげることができます。
飼育の楽しみがさらに広がる
メダカの飼育は、ただ眺めるだけでなく、手を加えることでさらに愛着が湧いてくるものです。自分で産卵床を作るという工程は、メダカとの絆を深め、飼育の楽しみをより一層広げてくれるでしょう。「この産卵床で卵を産んでくれたら嬉しいな」という期待感も、また格別です。
材料たったの2つ!100均グッズで作る簡単産卵床
それでは、いよいよ産卵床の作り方をご紹介しましょう。今回は、セリアで手に入る以下の2つの材料を使います。
- プールスティック
- ハードクリーナー


「え、これだけで作れるの?」と思われた方もいるかもしれませんね。でも大丈夫!この組み合わせが、安価で使いやすく、メダカにも優しい産卵床になるんです。
材料費をチェック!驚きの低価格
- プールスティック(全長約120cm):1本
- 約2cmにカットすると、なんと約60個分!
- ハードクリーナー(6枚入り):1個
- 半分にカットして切り込みを入れると、12個分の産卵床の土台に!
つまり、たった200円(税抜)で、最大12個の産卵床が作れる計算になります。これは市販品と比べても、圧倒的なコストパフォーマンスと言えるでしょう。
初心者でも簡単!産卵床の作り方ステップ
難しい工程は一切なし!誰でも簡単に作れる3つのステップをご紹介します。
ステップ①:プールスティックをカット
- プールスティックを1.5cm~2cmの長さにカットします。
- ポイント: カッターやハサミを使う際は、手を切らないように注意してください。包丁を使うと、より真っ直ぐにカットできますよ!

ステップ②:ハードクリーナーに切り込みを入れる
- ハードクリーナーを半分にカットします。
- カットしたハードクリーナーの端から、5mm~10mm幅で数カ所切り込みを入れます。この切り込みが、メダカが卵を産み付けやすくするポイントです。
- ポイント: 細めの切り込みと太めの切り込みの両方を作っておくと、メダカの好みに合わせられるのでおすすめです。

ステップ③:プールスティックにの穴に入れる
- 切り込みを入れたハードクリーナーの根元をクルクルと巻き、カットしたプールスティックの穴に入れ込む。
- 根元をしっかりと巻き付けることで穴に入れやすくなります。
- 完成!

あっという間に、オリジナルの産卵床が完成しました!
まとめ|DIY産卵床で、もっとメダカが好きになる
今回は、100円ショップの材料で簡単に作れるメダカの産卵床をご紹介しました。
自作することで、
- 費用を大幅に抑えられる
- メダカの好みに合わせてカスタマイズできる
- 飼育の楽しみが広がる
といったメリットがあります。
特にこれからの繁殖シーズンに向けて、たくさんの産卵床が必要になる方もいるでしょう。今回ご紹介した方法なら、ローコストで大量に産卵床を準備できるので、ぜひ試してみてください。