立春を過ぎ、メダカ飼育の世界では少しずつ「春の準備」が始まる季節になりました。
前回の記事では、室内での加温飼育をスタートさせた様子をご紹介しましたが、今回はその飼育環境を支えている「3つの基幹アイテム」について詳しくレビューしていこうと思います。
室内飼育において、メダカが元気に過ごすために欠かせないのが「光・水質・温度」の3要素です。
今回、環境を整えるために新しく導入したLEDライトとスポンジフィルター、そして昨シーズンから信頼を置いている可変式ヒーター。
これらを組み合わせることで、導入後まもなく無事に産卵が始まるという、嬉しい立ち上がりを見せてくれました。
実際に使って分かった使い心地や、なぜこの組み合わせが室内飼育にぴったりなのか、私なりの実感を込めてお届けします。
【LEDライト】DEWEL SPL-45:毎日のリズムを作る光のパートナー

室内飼育において、太陽の代わりを務める「照明」は、メダカの健康を維持する大切な要素です。今回選んだ「DEWEL SPL-45」を詳しく見ていきましょう。
45cm水槽にちょうどいい、明るい広がり
このライトは45cm水槽にジャストフィットするスリムな設計です。
現在は日当たりの良い窓際に水槽を置いているため、日中は自然光も入りますが、このライトは水槽の隅々までしっかり照らしてくれる十分な光量を備えています。
内蔵タイマーで「規則正しい生活」を

このライトで最も気に入っているのが、内蔵のオートタイマー機能です。
私は「12時間設定」にしていますが、毎日決まった時間に点灯・消灯してくれるため、メダカの生活リズムが非常に安定します。
ついつい忘れがちなライトのオンオフを自動化できるのは、忙しい毎日の中で本当に助かるポイントです。
迷わず使える「全灯モード」


色々なカラーモードがありますが、私は「三色全灯(フルパワー)」で固定しています。
観賞時の美しさと、産卵床となる水草などの成長を両立させるには、この設定が一番安定して使いやすいと感じています。
【フィルター】テトラ ツインブリラントフィルター:お掃除のしやすさが魅力

加温飼育ではエサをあげる回数も増えるため、水質を保つフィルター選びが重要です。
私が愛用しているのは、定番の「テトラ ツインブリラントフィルター」です。
メンテナンスのストレスがありません
以前は投げ込み式フィルターも使っていましたが、掃除のたびに分解するのが少し手間に感じていました。
その点、このスポンジフィルターは「スポンジを引き抜いて、飼育水でサッと洗って戻すだけ」。
この手軽さが、常に綺麗な水を保つ秘訣になっています。
安心の「ツイン構造」と優しさ
スポンジが2本あるので、時期をずらして片方ずつ洗えば、大切なバクテリアを減らしすぎる心配がありません。
また、水流が穏やかでスポンジが優しく水を吸い込むため、これから生まれてくる小さな赤ちゃんメダカ(針子)が吸い込まれる事故も防げる、安心の設計です。
ちょっとした悩みは「産卵床」に間違われること

唯一の困りごとは、メダカたちがこのスポンジを「最高の産卵場所」だと思って卵を産み付けてしまうこと(笑)。
それだけ居心地が良い場所になっている証拠だと思って、優しく卵を回収しています。
【ヒーター】テトラ 26℃ミニヒーターコントロール:温度を優しく見守る
最後に、水温管理を任せているのが、昨シーズンから使い続けている「26℃ミニヒーターコントロール」です。
「必要な時期だけ」を賢くサポート
私はこのヒーターを1年中使うわけではありません。まだ肌寒さが残る3月頃から、外気温が安定する5月頃までの期間限定で使用しています。
「少し早めに産卵を楽しみたい」という時の、頼もしいサポーターです。
微調整ができる「ダイヤル式」の安心感

15℃〜35℃まで設定温度を自由に変えられるのが、このモデルの最大のメリット。
室内へ移動させたばかりのメダカが驚かないよう、数日かけて1℃ずつゆっくり温度を上げていくことで、自然な「春の訪れ」を演出できます。
このひと手間が、メダカを元気に産卵モードへ導いてくれます。
まとめ:心地よい環境が、メダカの「やる気」を引き出す
今回ご紹介した3つの機材——DEWELの光、テトラのスポンジ、そしてテトラの可変ヒーター。
これらが揃ったことで、水槽内はメダカたちが安心して過ごせる環境になりました。
外はまだ寒くても、水槽の中はすでに春爛漫。機材の力を借りて環境を安定させることで、メダカたちもそれに応えるように元気に卵を見せてくれています。
さて、無事に産卵が始まったところで、これからは「次世代の育成」が楽しみな時期に入ります。次回は、「採卵のコツや、卵の管理方法」についてご紹介できればと思います。

