屋外飼育のメダカたちはどうなっているのかな?
生きているか心配。
寒い冬が本番を迎える2月。屋外で飼育しているメダカたちは、いかにして越冬しているのでしょうか。
メダカは、寒さに強い魚として知られています。しかし、それでも水温が10℃を下回ると、餌を食べなくなり、冬眠状態になります。冬眠中のメダカは、水底や水草の陰に身を潜め、じっと息を潜めて過ごします。
屋外でメダカを飼育している方は、この時期のメダカの様子や、冬越し対策を心配されているのではないでしょうか。
そこで、今回は、2月の屋外越冬メダカの様子について解説します
2月の天候と水温
2月は、冬の寒さが本格化する時期です。日中の最高気温は、関東地方で10℃前後まで下がります。夜間は、氷点下になることもあります。
水温は、日中の日差しによって、10℃前後まで上がることがあります。しかし、夜間は、水温が下がり、5℃以下になることもあります。
冬眠中のメダカの様子
冬の到来とともに、メダカは冬眠に入ります。水温が10℃以下になると、メダカは餌を食べなくなり、水槽の底や水草の陰に隠れ、じっと動かなくなります。これは、冬の寒さを乗り切るためのメダカの自然な習性です。
水温が10℃を下回ると、メダカは冬眠に入ります。冬眠中のメダカは、以下の様な特徴があります。
- 水底近くの、水温の低くない場所に集まる
- ほとんど動きがなく、じっとしている
- 餌を食べない
冬眠中のメダカは、体温を下げることで、寒さに耐えています。そのため、水温が10℃を下回る前に、エサをやめて、水深を深くしておくことが大切です。
この日の水温は11度でした。
波板を開けるとメダカたち水面に浮いてきました。
一匹死んでいる個体がいましたが他のメダカたちは動きは鈍いですが生きていました。
他の飼育容器のメダカたちは底に沈んだまま浮いてきませんでした。
冬眠中の注意点
冬眠中のメダカが健康に越冬するためには、以下のことに注意が必要です。
- 水温が10℃を下回る前に、エサをやめる
- 水深を深くする
- 水中に流木や石など、隠れ場所を用意する
- 雨水が入らないようにする。
水温と餌やり
メダカは、水温が10℃を下回ると、餌を食べなくなるので、エサをやめる必要があります。エサをあげ続けると、水が汚れて、メダカの健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
水温が10℃を下回る前に、エサを減らして、徐々にエサをやめるようにしましょう。
水深
冬眠中のメダカは、水温の低い底の方で過ごします。そのため、水深を深くしておくことで、メダカが冬眠しやすい環境を整えることができます。
隠れ場所
冬眠中のメダカは、外敵から身を守るために、隠れ場所を探します。水中に流木や石など、隠れ場所を用意しておくことで、メダカの安全を確保することができます。
今回の越冬には私は何も入れていませんが隠れ家として柿の葉などを入れている方もいらっしゃいます。
雨水の侵入
雨水の侵入により水温の急激変化や
雨による急激な水質変化
ここの飼育容器だけ波板が届かず、すだれをかけていたのですがここのメダカたちは全滅してしまいました。大量の雨水の侵入による急激な水質変化や急激な水温変化によるものと考えられます。
12月越冬開始以来刺激を与えないようにと一度も開けておらず、初めて開けてみたので観察不足もあると思います。
まだまだ経験不足、知識不足でした。
波板を乗せることで雨水の侵入や風を防ぎ温度変化も和らげてくれます。
波板を被せていた所とは飼育水の色が違うのがわかります。
まとめ
屋外越冬メダカの様子について、解説しました。
冬の寒さが厳しくなる2月、屋外で越冬しているメダカは、水温が10℃以下になると冬眠に入ります。冬眠中のメダカは、水槽の底でじっと動かなくなります。
冬眠中のメダカは、水面のみが凍結するくらいの状態であれば、越冬することができます。ただし、飼育水がすべて凍ってしまうと、メダカはそのまま死んでしまいます。
また、冬眠中は餌を与える必要はありません。餌を与えると、食べ残しが水質を悪化させる原因になります。
冬眠中のメダカは、以下の点に注意が必要です。
- 水温が急激に下がると、体調を崩す可能性がある。
- 水質が悪化すると、病気にかかる可能性がある。
越冬中は水換えしないと一般的にはいわれているので飼育水に雨水が入らないようにする。
おすすめは、波板です。
冬眠中のメダカは、体力を温存し、春の訪れを待ち構えています。大切に育ててあげましょう。