春は、メダカの屋外飼育を始めるのに最適な季節です。 気温が上がり始め、メダカたちも活発に動き始める頃です。日差しも強くなり、水草も育ちやすくなってきます。
屋外飼育は、メダカを自然に近い環境で育てることができ、室内飼育よりも丈夫で美しいメダカに育てることができます。また、水換えの手間も少なく、初心者でも比較的簡単に飼育することができます。
この記事では、春から始めるメダカの屋外飼育に必要なものと準備方法を解説します。
必要なもの
飼育容器
屋外飼育には、睡蓮鉢、プラ舟、水槽など、さまざまな容器を使用できます。メダカの数が少ない場合は、小さな容器でも構いませんが、繁殖をさせたい場合は、ある程度の広さが必要になります。
百円ショップのバケツでも飼えます。
メダカ
初めてのメダカは、黒メダカや楊貴妃、幹之メダカがおすすめです。丈夫な品種で値段も控えめです。近くのホームセンターやペットショップで扱っているところが多く、実際に目で見て確かめて購入できるのでおすすめです。
水
メダカは水道水で飼育できますが、カルキ抜きをする必要があります。カルキ抜きは、市販のカルキ抜き剤を使用するか、水を汲み置きしてカルキを自然に抜く方法が一般的です。
底床
底床には、赤玉土、ソイル、砂利、大磯砂などを使用できます。ソイルは水質を安定させる効果があります。 メダカ飼育では赤玉土を使うことが多いです。
赤玉土は多孔質でバクテリアを棲みつかせることができるので水質を安定させる効果が期待できるからです。
水草
水草は、メダカの隠れ家や産卵床になり、水質の浄化にも役立ちます。アナカリス、マツモ、ホテイアオイなどがおすすめです。
ミニホテイアオイというのもあり小型の水槽におすすめです。
餌
メダカは、人工飼料や冷凍赤虫、生き餌などを与えます。春はメダカが活発に活動するため、餌の量を少し増やしましょう。
私の住んでいる地域の3月の平均気温は最高気温13℃最低気温5℃とまだ寒い日があるので気温、水温等様子をみて餌を与えましょう。
外敵対策
鳥や猫などの外敵からメダカを守るために、ネットなどを設置します。
百円ショップで購入できるバーベキューの網なども使っています。
その他
- 網
- スポイト
- バケツ
- 温度計
- 日よけ
準備方法
- 飼育容器を洗浄し、水を入れてカルキ抜きをします。
- 底床を敷き、水草を入れます。
- 2〜3日ほど水を循環させて、水質を安定させます。
- 水合わせをして、メダカを飼育容器に移します。
- 餌を与え、メダカの様子を観察します。
春から始めるメダカの屋外飼育のポイント
- 水温の変化に注意しましょう。
- 餌の与えすぎに注意しましょう。
- 天敵からメダカを守りましょう。
- メダカの匹数は少なめにしましょう。目安は1ℓに対して1匹です。
- 定期的に水換えを行い、水質を管理しましょう。
まとめ
春はメダカの屋外飼育を始めるのに最適な季節です。 自然に近い環境で育てることで、丈夫で美しいメダカに育ちます。
この記事では、メダカの屋外飼育に必要なものと、準備方法を解説しました。
必要なものは、飼育容器、水、水草、餌、水温計、底床、隠れ家、網などです。
準備方法は、飼育容器を洗浄して水を入れたら、水草、底床、隠れ家を設置し、水温計を置いて水合わせをし、メダカを放します。
直射日光や水温の上がりすぎに注意し、外敵からメダカを守るために蓋やネットをしましょう。
メダカの屋外飼育は、日光を浴びることでメダカが健康に育ち、繁殖も期待できます。準備は少し大変ですが、メダカの成長を観察するのはとても楽しいものです。ぜひ、この記事を参考に、メダカの屋外飼育に挑戦してみてください。