こんにちは!tksです。
11月に入って寒くなってきました。
気温の低下と共に水温も下がりメダカたちの活性が下がりだして下記のことを思ったことはありませんか?
- 気温が下がり餌の食いが悪くなってきた
- もう少し太らせて越冬させたい
- 稚魚を大きくしたい
- 生き餌を与えたいけどもうすぐ冬だし維持管理大変
そんな時は与えたい時に使いたいのがブラインシュリンプの卵です。
詳細はコチラこのままでは餌として与えられないので卵を孵化させる必要があります。
このブラインシュリンプの卵は孵化させて与えれば食いつき抜群なのです。
ゾウリムシ、ミジンコなどの生き餌を与えたいけど管理が面倒
ブラインシュリンプって何?
難しいんじゃないの?
という方は最後までご覧ください。
ブラインシュリンプの卵の孵化の仕方を紹介していきます。
ブラインシュリンプとは
ブラインシュリンプは小さなプランクトンの仲間で、アルテミア・サリーナ(Artemia salina)といわれる甲殻類です。英名ではブラインシュリンプ(Brine shrimp)と呼ばれていますが、実際にはエビの仲間ではなく、原始的な鰓脚類(さいきゃくるい)に属します。生息地はヨーロッパ・アメリカ・アフリカ北部などの塩分の多い湖です。ブラインシュリンプは特殊な卵を産むことでも有名です。これは乾燥卵、または休眠卵とよばれ、乾燥した状態で長期保存ができ、海水を使用することにより約24時間後にはふ化します。したがって、グッピーを始めとする観賞魚の稚魚用飼料として使用されています。自然界では微細な植物性プランクトンなどを捕食し、体長1cm程度の大きさになります。
引用:日本動物薬品株式会社 ブラインシュリンプ https://www.jpd-nd.com/n_jpd/product/chigyo_shiryo.html#br_sh
卵から生まれる幼生は稚魚でも食べられる小さなサイズで栄養価に優れています。
用意したもの
- ブラインシュリンプ
- ヒーター
- ポンプ
- エアチューブ
- エアストーン
- 茶こし
- 塩
- ペットボトル
- 電動ドリル
- ドリル
1~6の物は今回購入したものです。
7~10は家にあった物を使用しました。
専用のブラインシュリンプ孵化器もあります。
詳細はコチラブラインブシュリンプ
今回使用したのは日本動物薬品のブラインシュリンプです。
詳細はコチラホームセンターでも売っていて比較的手に入り易いと思います。
出来るだけ早く使った方がいいみたいです。
卵の孵化率が下がるらしいです。
準備、作り方
では準備していきたいと思います。
- ペットボトル穴を開ける
- 塩水を作る
- 湯煎の準備をする
- 塩水にブラインシュリンプをいれエアレーションする
- 湯煎の容器にいれる
- 24時間待つ
ペットボトルに穴を開ける
ドリルで穴を開けます
エアホースが5㎜で5.5㎜ドリルでちょうどきつめいい感じに開きました。
隣に小さく空気が通る穴を開けます。
塩水を作る
ペットボトルに水500mlに塩10gを加えて溶かす。
水温はあまり気にしませんでした。
湯煎の準備をする
バケツに水を入れ水温26℃でエアレーションする。
今回購入したヒーターがオートヒーターで26℃設定なので。
塩水にブラインシュリンプをいれエアレーションする
ペットボトルにブラインシュリンプの卵付属のスプーン一杯を入れて
ポンプホースを二股に一方をペットボトルにもう一方をバケツに入れます。
ヒーターを入れているので水の流れを作ります。
湯煎の容器にいれ24時間待つ
こんな感じです。
この状態で24時間待ちます。
特に照明はあてませんでした。
24時間後
ブラインシュリンプ孵化
無事に孵化しました。
オレンジ色が幼生ですね!
ピコピコ動いているのが肉眼で確認できます。
卵の殻を取る
百均の茶こしでやってみます。
未孵化の卵や殻が濾せるかな?と思い購入しましたがダメでした。
全てすり抜けました。
今回はもう一度ペットボトルに戻しました。
縦長の容器の方が卵の殻や未孵化の卵が集まりやすいので!
スポイトで水面に浮いている卵の殻を取り除いていきます。
ブラインシュリンプを採る
ブラインシュリンプを濾す
前に購入したミジンコネットでやってみます。
一回目、濾せるのですがまあまあの数が通り抜けします。
ペットボトルから注ぐのですが未孵化の卵が入らない程度の所で止めます。
濾したら真水の方に移していきます。
二回目、濾せるのですがまだ通り抜けます。
三回目、だいぶ濾せてきました
四回目、ほぼ濾せました。
完了
全部濾して真水に移した状態です。
500mlのペットボトルに付属のスプーン一杯でこんな感じになりました。
容器は百均の豆苗プランターの下の部分です。
ここからスポイトで給餌していきたいと思います。
まとめ
今回初めてブラインシュリンプを孵化させてみました。
食いつきが抜群にいいですね!
簡単に整理すると以下の通りです。
- 湯銭の準備をする
- ペットボトルに水、ブラインシュリンプ、塩を入れる。
- ペットボトルをエアレーションして湯銭容器に入れる。
- 24時間待つ
- 卵の殻や未孵化の卵をリ除く
- 生まれてきた幼生を給餌する
ブラインシュリンプを孵化させて給餌することは難しくありません。
与えたい時に必要な分だけ孵化させればいいので日々の管理がなくて楽ですね。
後はヒーターとかポンプが無い場合は購入しなければならないので初期費用が少しかかります。
もっといいやり方はあると思いますが
この方法でちゃんと孵化しましたよ!
ブラインシュリンプ試してみてはいかがでしょうか?