こんにちは!tksです。
白い卵と透明な卵があるけど何がちがうの~?
メダカの卵にカビが生えちゃった。
どうしよう?
メダカの飼育において、せっかく産卵した卵がカビに覆われてしまった経験はありませんか?メダカの卵のカビは、多くの初心者飼育者を悩ませる課題です。
メダカの卵は、無精卵と有精卵があります。無精卵にはカビが生えやすく、有精卵にもカビが生えてしまうと孵化できなくなってしまいます。
メダカの卵のカビの発生をゼロにする事はむずかしいですが、日々の観察からカビの生えやすい無精卵を取り除き水質管理をすることでカビの発生を抑える事が出来ます。
ここでは、メダカの卵のカビ発生の原因と予防策について解説します。
メダカの卵にカビが生える原因
メダカの卵のカビには、大きく分けて2つの原因があります。
1. 卵自体が弱っている
- 無精卵の場合:受精していない卵は白く濁ったり、時間が経つと溶けてなくなったりします。
- 有精卵でも弱い場合:水温が低すぎたり、光が足りなかったり、親メダカの健康状態が悪かったりすると、卵が弱くなることがあります。弱い卵はカビに侵されやすくなります。
2. カビが発生しやすい環境
- 水質が悪い:汚れや残餌などが多く、水質が悪いとカビが発生しやすい環境になります。
- 容器が汚れている:容器の内側に汚れやカビがあると、そこからカビが卵に感染する可能性があります。
- 密集している:卵が密接に密集している状態だと、カビが繁殖しやすくなります。
- 水流が少ない:水流が少ないと、卵表面に汚れやカビが付着しやすくなります。
メダカの卵にカビが生えないようにする対策
- 親メダカの健康状態を良好に保つ:栄養バランスの良い餌を与え、適度な水温・水質を維持する。
- 適切な光量を確保する:卵が十分に光を浴びられるようにする。
- 適度な水温を維持する:メダカの種類に合った水温を維持する。25℃前後が適温と言われています。
カビが発生しやすい環境を改善する
- 水質を良好に保つ:定期的に水換えを行い、汚れを溜めない。
- 容器を清潔に保つ:定期的に容器を洗浄しする。
- 卵を適度に間隔をあけて管理する:卵同士が密着しないようにする。
- 水流を作る:エアレーションなどで水流を作る。
適度に水換えをすることで水を動かし、酸素が豊富な新しい水を水槽に供給することができます。
上記の写真は、無精卵と有精卵が混在しているので無精卵を取り除く必要があります。
メダカの卵のカビが生えてしまったときの対処法
もし、メダカの卵にカビが生えてしまった場合は、以下の方法で対処できます。
- カビ部分をピンセットなどで取り除く: カビ部分をできるだけ取り除きましょう。周辺の卵にもカビが広がらないように注意が必要です。
- メチレンブルーを使用する: メチレンブルーは、水槽用の殺菌剤です。規定量を水に溶かし、卵を管理します。
- 卵を別の容器に移す: 清潔な水を入れた別の容器に移し、水質と水温を管理しましょう。
その他
カビに侵された卵は早めに取り除く:カビに侵された卵は他の卵にも感染する可能性があるので、見つけたら早めに取り除きましょう。
私の場合は産卵床を別の容器に移し2,3日に一度水換えをして(カルキ抜きしていない)清潔に管理しています。
親メダカの入った容器にしばらくそのまま卵の付いた産卵床を浮かべているとカビてしまう卵が多いです。
市販のカビが発生防止産卵床を使ってみるのもいいかと思います。↓↓↓
まとめ
以上、「メダカの卵のカビは〇〇が原因!?初心者でもできる対策とは」について解説しました。
メダカの卵にカビが生えないようにするには、水をこまめに換える、水温を適切に保つ、産卵床や水草を清潔に保つことが大切です。カビが生えた卵は、すぐに取り除きましょう。
卵にカビを生えなくする事はゼロにするのは難しいと思います。日々の観察をすることでカビを抑え孵化率のアップにつながります。
- 無精卵を取り除く
- 卵が確認出来たら別の容器に移す。
- 水道水をこまめに換える(メチレンブルーの場合は3日程度)
- カビが生える可能性ゼロではないので注意深く観察する。
メダカの卵のカビは、適切な管理で予防することができます。この記事で紹介したカビの原因、予防策、対処法を参考に、メダカの卵を大切に守り、孵化まで成功させましょう。